あゐごろも

日々のあれこれ、短歌など。ときどきによって変わります。

手紙を運ぶのは、もう翼ではないのかもしれない。古びれ、疲れ果てた翼はアスファルトの上に、羽を散らし春一番の吹く三日前の風に散っていった。 …
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白紙に向かい合うときわたしらしきものに出会う。自分のことは自分ではわからないという。ほんとうにそのとおりで毎年、毎年あたらしいわたしが現れ行列のしっぽに並ぶ。もう40才も過ぎれば土曜日のパンケーキ屋の前のよう。「1時間待ちです」なにを待っているのだろう。 …
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かみさまはそのへんの石ころをひろってわたしのからだにほうりこんだ。石ころはからだのなかでこころになってわたしをうごかした。となりのこはへびのしっぽとうさぎのひげ。そのとなりのこはチョコレートと椿の葉っぱ。そのまたとなりのこはペパーナイフと鳩の羽。いいなあ …
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