あいころも

日々のあれこれ、短歌など。ときどきによって変わります。

今日もわたしがいて
肉体の癖にふりまわされ
またこれかとがっかりする。
こんなもんなわたしだろう。
こんなもんでも、いただけた。

魂がすばらしくて、肉体が劣っているとか。
無言である肉体の自律した働きを
魂は真似をすることはできるだろうか。

自由を求めるこの魂は
肉体の音に耳をふるわせて
わたしの奥の見えない
突き抜けた透明な奥の奥の
底にある。

それは、あのくも。


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